Qdaiのブログ

田舎おやじのつぶやき

農事組合法人の役員をしています

農事組合法人の理事を務めています。

と言うと、大規模な農業経営を思い浮かべるかも知れませんが、それほどでもありません。

経営規模は16haほどで、ほとんどが山あいにある小規模圃場。しかも耕作放棄地がかなりあります。組合員(圃場の地主)数は50人余りですが、まったく農作業をしない組合員や、後継者が全くいない組合員もいます。

もちろん稲作が主体ですが、前述の如く経営条件に恵まれているとは言えません。

こんな悪条件の中で、なぜ農業法人を立ち上げたのか、不思議に思われる方も多いでしょう。

なぜ立ち上げたか。それはこの地域の農業と農地を守るためです。

ですからこの法人の目的は大きく言って二つあります。

一つは、先細りする農業の将来にわたっての受け皿となること。そして二つ目は年々増える傾向にある耕作放棄地を少なくし、そこを利用可能な耕作地に戻すこと、です。

農業で”もうける”ことは二の次なのです。

以上のような状況で、創立以来苦労を重ねています。組合員の意識改革もままなりませんし、農作業はどうしても役員まかせになります。

国や県の助成金なども年々削られていきますし、肥料などは値上がり傾向です。

鳥獣被害も無視できません。

しかし、泣き言は言いたくありませんし、何とか当初の目的達成のため頑張りたいと考えています。

そこでお願いです。

農業関係のどなたか、経営健全化に向けてのお知恵や経験を教えたいただけませんでしょうか。

条件不良の農地での経験などであればますます歓迎です。

また、今後に渡って経験交流などが出来れば幸甚です。

よろしくお願いします。