Qdaiのブログ

田舎おやじのつぶやき

個人情報があぶない?

今日(1月4日)の新聞に「検察当局が、顧客情報を入手できる企業など約290団体について、情報の種類や保有先、取得方法などを記したリストをつくり、内部で共有していた」という記事(共同通信発)が載っていた。

つまり、このリストに基づいて、主な航空・鉄道・バス会社をはじめクレジットカード会社、ポイントカード発行会社、携帯電話会社、消費者金融、コンビニ、ドラッグストア、家電量販店などが持っている個人情報を入手しているという訳だ。

そうすると、私のクレジットカードやポイントカードを調べれば、私の趣味や健康状態、思想信条、その他のいろいろなことが丸裸状態でわかることになる。

「これって憲法違反の疑いがあるんじゃないの?」という拒否反応もあれば、「捜査当局はこれくらいのことはしているさ」というあきらめ反応もあるだろう。

しかし、このことは個人情報を盗まれないためには、個人がよほど注意しなければならないことを示している。

それにしても、権力はさまざまな方法で個人情報を集めるだろう。

結局は、どんな権力の下にあっても、いつの場合でも、権力とたたかわなければ人権は守られないということだろう。